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梅雨の晴れ間の週末。
久しぶりに高速を走って出かけました。
行先は馬籠・妻籠。
「木曾路はすべて山の中である」の書き出しで知られる
島崎藤村の『夜明け前』の舞台となった場所で
水都からだと2時間弱の手軽なドライブコースです。


馬籠宿の駐車場に車をとめて歩き始めると
緊急事態宣言も解除され
水都県やこの地方の県では
新規感染者も報告されていないせいでしょうか、
通常よりはかなり少ない観光客数ですが
マスクをしていない人もけっこういるようです。


ニンゲン、喉元過ぎると暑さを忘れるからなぁ。。。
そんなことを話しながら歩き続けると・・・


暑いっっっ!!


 馬籠にて


馬籠宿の急な上り坂は、照りつける太陽とマスク
そして日頃の運動不足のせいで
ハアハアゼイゼイ、汗タラタラ。
この外出必須アイテムのマスクのせいで
とにかく暑いのです。
おまけにマスクをしていると
気軽に水分補給さえできません。


この状況・・・ マスクなんかしていたら


命にかかわりますっ!!


というわけで途中でマスクはギブアップ。
マスクなしで歩いている人が多かったのは
こういう理由だったのですね。



宿場の街並みを抜けて展望台まで歩くと
正面に恵那山が見えてきます。

 馬籠展望台にて


少し雲がでてきましたが
風が心地よく吹いています。
さぁ、車に戻って次の宿場町『妻籠』に
移動することにしましょう。


・・・っと、その前にお買い物。
木曽路名物『おやき』と
甘党のダンナさまの希望で
栗きんとんアイスを購入です。
野沢菜のおやき、大好きなのっ!

 おやき




馬籠から妻籠宿までは車で15分ほど。
くねくねと曲がりくねった峠道を走ります。

駐車場に車をとめると
遠くで雷が鳴っているのが聞こえます。
念のために傘をもって歩き始めます。


妻籠宿は馬籠宿ほど観光化されてなくて
落ち着いた雰囲気です。

 妻籠にて



観光客も少なくて
観光客目当てのポップな看板類も
ほとんどありません。
街道沿いの家の格子には
花かごが飾られているところも多く
とってもいい感じです。


途中、木曽ヒノキの工芸品のお店が目に留まりました。
今では平日2人暮らしのゆず家、
いままで使っていた飯切りでは大きすぎるので
小ぶりなものを帰りに買おうということで
ダンナさまと意見が一致しました。


のんびりと歩いていると
パラパラと雨つぶが落ちてきました。
宿場道をはずれまで歩き、
このお店まで戻ってきたときには
雨脚は結構強くなっています。

傘は1本しかないし、ここでしばらく
雨宿りをさせてもらおうかとも思ったけれど
急いで車に戻ることに。


どんどん強くなる雨と風に
ダンナさまの右半身とゆずの左半身は
ズブ濡れ。
駐車場に着くころには
靴の中は濡れて気持ちが悪いし
上衣など絞れば水がポタポタ落ちるという
ヒサンな状態です。


でもお店で雨宿りをせずに戻ったのは正解でした。
あのあと雨脚はどんどん強くなり
車で走るとワイパーを最強にしても
前が見えない状態が約30分。
雨雲が通り過ぎるまでには1時間以上。
雨宿りをしていたら、いつになったら帰れたことか・・・。



帰りの車中。
エアコンをかけると
濡れた衣服のせいで寒い・・・。


小さな涼を求めて出かけた木曽路なのに
何なんだ、この芯から冷える寒さはっ!!


このあと水都に戻って
ダンナさまと入ったラーメン屋さん。
熱々のラーメンのおいしかったこと。
あったまるぅぅ~~~!!



馬籠宿では汗で濡れ、
妻籠宿では雨で濡れる。
それもちょっとやそっとの雨じゃなく
土砂降りの雨。

このところ忘れていた自分の雨オンナっぷりに
もう笑うしかないゆずの休日でした。
  
夕食用にインゲンをゆでました。

鍋にお湯を沸かし、少し多めの塩を入れて
やわらかくゆでます。

ゆであがったらザルにあけて水気をきり
そのままお皿に空けて冷まします。




しばらくして・・・



そろそろ冷めたかな。
お皿にラップをかけておきましょう。


ふと見ると、インゲンがひとつこぼれてます。

 こぼれた?


さっき雑にお皿に空けたからなぁ。
ま、いいか。
こぼれたのは食べちゃおっ!


こぼれたインゲンをつまもうとして
思わず苦笑いでした。

何故かというと・・・




お皿を反対側から写真に撮ってみました。

 なんと!


さすがにこれは食べれない・・・。
 
そら豆の季節になりました。
ゆず家の庭の畑にそら豆は植えられてないけれど
何人かの方からそら豆をいただくので
最近はそら豆料理が増えています。

先日は赤そら豆というのをいただきました。
さやは普通のそら豆と同じ緑色なのに
中の豆が黒に近いあずき色。
これは豆ごはんにしました。

炊きあがったご飯はお赤飯の色。
でもお赤飯と大きく違うのは
豆を噛むと中が鮮やかな緑色をしていることです。
初体験の赤そら豆は、
塩と白醤油とお酒のシンプルな味付けで
美味しくいただきました。

  IMG_4813.jpg

他にも煮物や焼きそら豆や塩ゆで、
エビとそら豆のかき揚げ、カレー風味揚げ、
パスタにカレーに炒め物と
この季節にしか食べることのできない味を
堪能しています。



そら豆の大きなサヤの中には
大きな豆が3粒ほど。
白いワタに包まれて入っています。

サヤをむいていると、ふと考えます。
このサヤの中にはいって、なにも考えず
白くて柔らかい真綿のようなワタに包まれて眠ったら
気持ちいいだろうなと。

  ソラマメ


こんなことを考えるなんて・・・


アタシ疲れてる?



あ! 間違ってもサヤの中からゆず豆が出てきても
食べないでくださいね。
悪性の食あたりで苦しむことになりますよ。

 

漆黒のブラック金融機関勤務のムスメの
ごく最近の出来事です。


水都はイナカの割には新型コロナウイルス感染者の多い県。
緊急事態宣言下でも通常通りの勤務だったムスメは
上司からある忠告を受けていました。


 : 「この支店から感染者を出すことは許されない。
     職員は絶対にコロナに感染することはないように。
     この時期、顧客は不要不急の訪問者にはピリピリしている。
     だからアポなしの営業訪問は禁止。
     事前に依頼を受けた客先のみの訪問とすること!」


緊急事態宣言下ですからね、
当然といえば当然の指示です。


が・・・


まだ宣言が解除される数日前のこと。
上司から言われたそうです。


 : 「おい、ムスメくん。
     今月ももう半分以上過ぎたし、
     そろそろ数字上げてもらわないと困るよ。」



はぁ??



「営業に行くなといったのはお前だろ。
 寝ぼけたこと言ってんじゃねぇよっ!!」


などと一介の平社員に言えるわけもなく
陰で上司をボロクソに言っていたムスメでしたが、
さすがはジジババ受けのいいムスメ。
その日何の営業活動もしていないのに
顧客の某ジジから突然電話で呼び出され、
訪ねてみると大口の契約をしてくれて
アッサリと数字クリアできちゃったそうです。



これじゃあ・・・




質量減は程遠そうです。
 
某金融機関勤続15年のムスメ。
そのムスメがピッカピカの1年生、
最初の支店に配属になったときの話です。


その支店に配属になった新人女子はムスメを含めて2人。
ベテランの先輩たちとの何気ないおしゃべりで
もう1人の新人さんが言ったそうです。

 : 「ここの支店の人たちって、みんな
     スリムな人たちばかりなんですね。」

これに対して先輩方、
にっこり微笑んでこう答えたそうです。

 : 「大丈夫よ。
     あなたもすぐにスリムになれるから。」


この言葉の意味が、
これが怖~~い話だということがわかったのは、
それから1ヶ月後。
新人研修を終え、ふたたび支店に戻った時でした。


この某金融機関、
サービス残業、サービス早出は当たり前。
10時3時の休憩などあるはずもなく、
昼ごはんが食べられるのは週に2回ほど。
それもわずか10分ほどで仕事に呼び戻されます。
仕事中はトイレに行く時間さえなく、
毎日が膀胱容量の限界への挑戦。
仕事上のわからないことを尋ねても、自分で調べろ!
それでいてミスは許されない。
休日には地域の清掃活動やら募金活動やらに駆り出され
時には遠方での運動部の試合の応援に
自費で参加させられる。


ま~~ぁ、ブラックといったらブラック。
一見優良に見える某金融機関は
漆黒のブラック企業だったわけです。


その結果、ムスメはもともと細身だったのが
よりいっそうスリムに。
まさに先輩たちの予言通り。
そしてそれだけにはとどまらず、
1年目の夏前には体をこわして
1ヶ月間の休職を余儀なくされたのでした。


お~~、怖っ



そんなムスメも
その環境に15年もいると逞しくなりますね。
途中何度も、

 : 「辞めちまえ~~!
     ぜんぶ労基に言ってやれ~~~!!」

とそそのかしてやったのですが、聞き入れもせず
いまだに働き続けています。

そして驚くことにここ数年、体重は増加傾向に。
過去の健康診断では痩せすぎだったのが
今では完全なる標準体型です。

これって図太くなったのか、はたまた中年太りか・・・。
どちらにしても、これも怖い話。


あ、ムスメと同期入社した女の子ですが、
半年もたたずに仕事を辞めちゃったそうです。
彼女の選択が正しかったのか
ムスメの選択が正しかったのかはわかりませんが、
彼女がスリムになれなかったことだけは間違いありません。
 
IMG_4781.jpg


最近山歩きにハマっているムスメに
ココに連行されました。
水都の隣町にある高さ400mほどの山です。


青い空。 サラリとした風。
風に揺れる木の葉の音。
鳥の声。
踏みしめる落ち葉の音。

日常の生活ではほとんど意識することのない音たちが
頭の中に心地よく響きます。


この展望台からは水都はもちろん
遠くN市のビル群も見ることができます。

ここまで上がるのにかかった時間は1時間20分ほど。
けっこう急な山道にハアハア・ゼイゼイ。
体力のなさを思い知らされました。


途中で会った年配の方たちのグループは
(たぶん70歳代半ばくらいと思われます。)
軽快な足取りでどんどん登っていきます。


スゴイ・・・。


彼らに言わせると、
最近年のせいで体力が落ちてきているそうだけど
いかんせん日頃の鍛え方が違います。


「お先にどうぞ~~」


若いねぇと言っていただいたけれど
とてもじゃないけど
ゆずにはそのスピードについていく体力はありません。
先に行っていただくことにしました。



展望台では30分ほど休憩。
そのあと山を下ります。


下りは楽です。
でも右ヒザに古傷のあるゆずですから
油断は禁物。
足元への注意力、集中力は登りの比じゃありません。

そして無事に下山。
ふもとにある神社にお参りして帰ってきました。


帰りの車の中。
ムスメがボソッと・・・

「ふっふっふ、楽しみだねぇ。
 ゆずタン、いつ筋肉痛になるだろうね。
 明日だったら上出来。
 明後日以降だったらトシだっていうことよ~~~」


うっ。

1週間後だったらどうしよう。。。




そうそう。
ふもとの神社で引いたおみくじ。

旅行(たびだち)の項に
『思いきって出よ 吉』 と書かれていました。

ずっと引きこもりだったけど、コロナが落ち着いたら
まずは関東に行くことにしましょう。
神さまの指示ですもの。
楽しみみだわ~~(^-^)


GW最終日。
某県の知事さんによれば
今年のGWは“ゴールデン”ウイークではなく
“ガマン”ウイークなんだとか。
早く終わってくれるといいのにね、そんなGW。


引きこもり生活1ヶ月。
といっても地方都市水都の住人ゆずは
比較的ゆとりのある引きこもり生活をしています。
都会と違って移動も公共交通機関じゃなくマイカーだしね。

それでもワクワクするイベントや待ち遠しい約束
ハッとする出来事があるわけではなく、
よくいえば穏やかな、
ホンネをいえばつまらない毎日を過ごしています。

そんな中、あてもなくネット徘徊をしていたら
ステキな写真に巡り合いました。
そのあまりの美しさに一瞬息をのみ、
思わず「うわぁ・・・。」

しばらくの間見つめちゃったその写真、
撮影者さんによると個人使用ならOKということなので
さっそくダウンロードしちゃいました。

まだゲンキだったころの東京の夜景。
光と色があふれています。
(画像をクリックしてご覧ください。
 ゆずが見たのは4K画像だったので、この比じゃなく美しかったです。)


 東京夜景


ゆずはいま、生類引きこもりの令が解除されたら
この撮影場所に行ってみたいと思っています。
いつになったら行けるかなぁ。。。
 
緊急事態宣言で自宅引きこもりの続く今日この頃。

先日ヤスカルから
『暇つぶしに久々1話からどうぞ♪』と
ある動画サイトのURLがlineで送られてきました。

そのリンク先はというと、
昔まだヤスカルが高校生だったころ
ふたりでよく見ていたアニメ『ヒカルの碁』。


なつかし~~~💕


(ここからはわかる人にしかわからない話になります。)

このアニメには
主人公ではないけれど重要な役どころとして
藤原 佐為(ふじわらのさい)という
平安時代の囲碁棋士が出てきます。

この佐為サマ、とぉーーーってもイケメンで上品。
まさに平安貴族。
でも時として小さな子どものように駄々をこねるのです。

このギャップがたまらない~~



イケメンモードの佐為と駄々っ子の佐為です。

 大きいサイ   小さいサイ




ゆずにはもうひとつ、大好きなアニメがあります。
以前にも書いたことがあるそのアニメは『夏目友人帳』。
毎回深夜の放映なんだけど
マニアックなファンはゆず以外にもいるようで、
すでに第6シリーズまで放映。
2年前には劇場版も公開されています。


このアニメに登場するキャラクター『斑(まだら)』。
ほんとうは強くて優しいのに、
ふだんは飲んべえで食い意地のはったネコ(ニャンコ先生)の姿で
暮らしています。
でも主人公の貴志(たかし)くんに危険が迫ると
斑の姿に戻って彼を守るのです。

こんなニャンコ先生が大好きで、ゆずのまわりは
家の中にも車の中にもニャンコ先生グッズがいっぱい。
ムスメからもダンナさまからも呆れられています。



斑さまとニャンコ先生です。

大きいマダラ  小さいマダラ





そういえば・・・

高校・大学のころ、「理想のタイプは?」って聞かれると
いつも『ルパン三世』って答えてたっけ。
多分これもルパンの軽~~いところとマジメなところとの
ギャップに魅かれていたんでしょうね。


こうして考えてみると、
ゆずの理想のタイプ、半世紀も変わってないんだ。。。


ヤスカルからのラインで
成長してないわが身を思い知らされたのでした。




それにしても・・・
この終始一貫した変わらぬ理想の王子様像。
それなのになぜ・・・

なぜ・・・

今のダンナさまと結婚しちゃったんだろう。。。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下、
多くの企業ではテレワークが行われています。

そんな中、在宅勤務中のシステムエンジニアの若者との会話です。


 : 「在宅勤務のいいところって何?」

 : 「サボれること。」

 : 「じゃあ在宅勤務の悪いところは?」

 : 「サボれてしまうこと。」


う~~ん、深い。。。
 
去年の1月の本家ブログ。
今年の『豆腐』として投稿したのは『聖地再訪』。
これはちゃんと実行しました。


その前の年の『豆腐』は、今は亡きジイのやりたい放題に
『スマイルで忍。。。』
これも自分なりにやり遂げました。


その前年の年明けは、バアが倒れた直後で
『豆腐』どころじゃなくてパス。


その前の年は・・・


あれ、何だったっけ??
(キオクが危険領域に入っている今日この頃・・・。)




さて、ということで今年の豆腐です。
(もう4月も終わろうとしているのでイマサラなのですが。)

本家への投稿はしてないけれど、
ゆずには自分の中で決めていた自分との約束がありました。
約束というよりは、もはや宿題状態だったのですが、
それはエンディングノートを書くこと。


バアが倒れた4年前からずっと
ちゃんと書いて残しておかなきゃいけないと思ってはいたのです。

バアが倒れたあと、意思表示のできないバアを前にして
かなり頭を抱えたし、
でも相続に関しては事前にバアの意向を聞かされていたので
ずいぶん助かったし。

このときの経験から、元気なうちにちゃんと
自分のリビングウィル(事前指示書)を残しておかなければと
ずっと思っていたのです。


でも思ってはいても
なかなか実行に移すことができず、
そんな自分にプレッシャーをかけるために
去年は実際にノートも購入。
それでもそのノートを開いては閉じ、閉じては開くばかりで
なかなか書き始めることができずにいたのでした。


そんな中での昨今のコロナ禍。
水都のある県はヤスカルにいわせると
『イナカの割には感染率高いよね』な県。
身近なところでの感染の話も聞こえてくるし、
ダンナさまはいまだに電車通勤継続中。
ムスメに至ってはあわや濃厚接触者になりかねない状況も
経験しています。


高齢者は重症化しやすいんだって!と
御親切に忠告してくださる人もいるし、
(だったらその高齢者をいたわれよ!!ですわ。)
この状況、マジメに終活を考えないと・・・、と
まさにコロナに背中を押されたわけです。


そして昨日。
やっとその1行目を書き始めることができました。
1行目を書き始めたら、あとはもうイキオイです。
A4用紙12枚、一気に書き上げました。
あとは折を見てこれをノートに手書きしていけばいいかな。
「いやいや、悪筆だと読みにくいぞ!
そのままプリントした用紙でいいんじゃない?」
そんな声が聞こえる気がするのは気のせい??



いまこのノートが開かれているということは、たぶん私はもう命を終えているか、今にも終えようとしているか、もしくは自分の意志を文字や言葉で伝えられない状態になっているのでしょうね。

こんな書き出しで書き始めたゆずのLiving Will。
何年先に読まれることになるのかはわからないけれど、
これでやっとひとつ肩の荷を下ろせた気がしています。
 

ネットで見つけた画像です。


 不可


『不可』

禁煙なんか簡単なことさと言いながら
まったくタバコをやめる気のないダンナさまに・・・不可!

E&C(イーとシー、いい年のことです)なのに
結婚して自立する気のないムスメに・・・不可!

がんばってはいるんだけど
わかっていない自分を誤魔化してわかった振り。
そんな夜のオシゴトの生徒たちにはキビシク・・・不可!

痩せなきゃといいながら
つい甘いものに手を出してしまう自分にも・・・不可!


ダメ出しすること、されることがいっぱいの毎日。
懲りないヤツら、懲りないアタシ。


でもこれは・・・

『不可』は・・・



見方を変えれば、『LOVE』。
不可は愛なのです。

 愛

ご無沙汰でございます。
前回の投稿から(限定公開記事をのぞくと)
2ヶ月以上のブランクになっちゃいました。

さて再開最初の話題は『青』。
・・・というよりは『紫』と言ったほうがいいかしら。


先日近くのファーマーズマーケットで
赤紫色のカリフラワーを見かけました。
カリフラワーといえば白か薄いクリーム色ですからね。
赤紫はかなり珍しい色。
好奇心からつい買っちゃいました。


洗って小さな房に分け、
塩を入れたお湯で柔らかく茹でます。


が・・・

鍋にカリフラワーを入れた瞬間、ええっ!!

赤紫色だったカリフラワーが
瞬時に青紫に変身!

 IMG_4687.jpg

なんとも食欲を削ぐ色です。
緑のブロッコリーは美味しそうに見えるのに
青紫のカリフラワーはなんか不味そうで
このまま食べる気にはなれません。


というわけで一手間かけることに。
ブレンダーでピューレ状にして
ポタージュスープにすることにしました。

牛乳と生クリーム、スープストックを加えて・・・


こんなものが出来上がりました。

 IMG_4688.jpg


青紫色のポタージュ。


ん~~~、やっぱりマズそう。。。


むか~~し昔、高校の家庭科の時間だったかな、
食欲と色について聞かされたことがあります。
赤、黄、オレンジといった暖色系の色は
食欲を増進させる色で
青、紫、灰色、といった寒色系の色は
食欲を減退させる色だと。
(おかしいなぁ、青い色したガリガリ君ソーダ味はつい食べたくなるんだけどなぁ。)


う~~ん、まさにその通り!
今回は身をもって学習いたしました。


あ、一応自己弁護のために付け加えておきますが、
この青紫色のポタージュ、
味は決して悪くはなかったのですよ。
ちゃんとクリーミーなポタージュスープでした。
目さえ閉じて食べれば・・・ね。


よしっ!
5月の端午の節句あたりに
『あやめ色のポタージュ』とでも名付けて
出してやろうかしら。
 
 
教育論ではありません。
ゆずのいないゆず家、ムスメ大奮闘の話です。


去年は関東や東北に出かけたり
病院に閉じ込められたりと
なにかと家を空けることが多かったゆず。
ゆずのいないゆず家は
当然ながらダンナさまとムスメの2人暮らし。
食事の支度はムスメの担当となります。

とはいっても(かなりブラックな)某金融機関の
営業職のムスメ。
帰りはダンナさまより遅く、
猛暑・厳寒の中の外回りですから
クタクタに疲れての帰宅です。

かろうじて晩ごはんを作る体力と気力は残っていても
そのあとの洗い物をする元気など残っていません。

そこでムスメがとった方法は
『ほめて育てる』

台所仕事はまったくダメなダンナさまを
見事に洗い物のできるオトコに変貌させてくれました。


お皿がきれいに洗えた。
洗った食器の水切りの並べ方が美しい。
ぬれた調理台がちゃんと拭けている。
生ゴミがちゃんと捨てられている。
・・・などなどなど。

とにかく褒めて褒めて褒めたおします。
もうほとんど幼稚園児を相手にする世界。


ダンナさまはというと、

 : 「なんかムスメにいいように使われてる気がするんだけど・・・。」

と言いながらも、まんざらではない様子です。


昨夏ゆずが入院していた時も
ちゃんと家事を手伝っていたダンナさまですが
ゆずが退院するや、逃亡を企てました。
食事がすむとそのまま居間に行こうとして
あえなくムスメに捕獲され・・・。


 : 「ちょっと! どこ行くの!?」

 : 「え~~っ!!
     お母さん帰ってきたんだから、もういいだろ?」

 : 「何言ってるのっ!!
     退院してきたばかりの人にやらせちゃ
     ダメでしょ!!」

 : 「いいよ、洗い物くらい。
     大したことないからやっておくよ。」

 : 「ダメに決まってるでしょ!!」


このあとムスメにニラまれたダンナさまは
とっても従順に洗い物開始。
どうやらダンナさま、ムスメが怖いようです。

その様子に思わずクスッ。


その瞬間、ムスメの矛先がゆずに向きました。

 : 「そもそもね、ゆずタンが甘いからダメなのっ!!
     このオジサン、世話かかりすぎ。
     外食でもコンビニのお弁当でもいいから
     食べることくらい自分でできるように
     日ごろから躾けておきなさいっ!!」


あ~ぁ、叱られちゃった。。。

ムスメ、怖っ!!
 
水都あたりではカメムシが大量発生すると
その冬は大雪になるといわれています。

去年の夏から晩秋にかけて
少なくともゆず家ではカメムシが大量発生。
洗濯物についたり
いつの間にやら家の中に入ってきたりで
ムシのニガテなゆずとムスメは
そのたびに大騒ぎ。

かなり騒々しい冬の始まりだったわけですが、
このところの異様なほどの暖かさに
あの大量のカメムシは何だったんだ!! と、
カメムシ予報の信憑性を疑いつつあるゆず家です。


今日は1月も半ばの13日。
もうお正月気分もすっかり抜けてるわけで
イマサラなのですが、
とりあえず記録のために上げておきます。

今年のおせちです。

   IMG_4363.jpg

伊達巻きを巻かずに重ね焼きにしてみたら
メチャクチャ面倒くさかった。
来年はまた『巻き』に戻すかな。。。
 
(10)からどうぞ。

【OKタマ巡り、そして水都へ】

ロングシティー駅を午前8時30分に出た列車は
田んぼの中をのんびりと走ります。

そして途中のI泉駅でJR・Y坂線に乗り換え。
こんな列車です。

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車体にはなにやらカワイイ動物の絵が描かれていますが
これは何者でしょう。

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カワウソ? イタチ?? ミーアキャット???



このY坂線もFN線に負けず劣らずのローカル鉄道。

あまりの使えないダイヤに
思わず写真撮っちゃいました。

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I泉からY坂線で30分。
Y沢駅でY形線に乗り換えて10分。
この日の最初の目的地T畠に到着。
駅前からタクシーでワイナリーに向かいます。

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ここへ来るのは何度目でしょう。
でも間違いなく初めての快晴のワイナリーです。

ここでは何種類かのワインを試飲し、
オミヤゲを選びます。

土産物はS鷹町やロングシティーで買ったものも
全部まとめて水都に発送。
ちょっとだけ身軽になって
次の目的地Y沢に向かいます。


Y沢ではまずは腹ごしらえ。
せっかくなのでちょっとゼイタクして
地元Y沢牛のステーキ丼ランチ。


う~~~ん。。。


おいしいんだけど、
水都で食べる飛騨牛のほうがコスパいいかも。
やっぱり観光客向けのお店ってこうなのね。
次回は地元民の行くお店を
事前調査しておかなくちゃね。


ランチのあとで向かったのは上杉神社。
せっかくだから田んぼアートとKJ館高校を
見にいくのもいいかなと思っていたけれど、
昼食込みで2時間ちょっとのY沢滞在ではムリ。

こちらもT岡のKM水族館同様、
公共交通機関利用では話になりませんでした。



タクシーを降りて
謙信サマや鷹山サマの像、
伊達政宗サマ生誕の地の碑を見ながら
上杉神社の参道を歩きます。

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そういえばここ、『神社』と名付けられているけれど
神話に出てくるような神様は祀られていないのですね。
今回初めて知りました。


そして社殿に向かって歩いていると、
こんなものを発見!!
以前にここを歩いたときには
まったく気付かなかったのですが。

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上杉謙信家訓十六ヶ条


う~~~~ 耳がイタイです。



時計を見るともう午後2時。
参拝をすませ、急いで駅に戻ります。


OKタマ巡りはこれにて終了。
ここから予約したつばさで2時間半。
東京に戻ります。


車窓を流れる景色は山と田んぼ。
ときどき民家。

ここから緑が消え、
無機質な都会の色になるまでに
『秘所地』モードから都会モードに
感覚をリセットです。


・・・なぁんてね。
ちょっとカッコつけてみたけど、
早いハナシが車中で爆睡。
目が覚めたら都市の景色になっているだけのことです。

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東京駅に着いたら
水都に向かう新幹線に乗り換え・・・ません。

この日の夜は渋谷あたりで飲んだくれ、
そのあとはヤスカルの住むYハマで5日間の滞在。


そうそう。
この5日間のあいだに
フラリとこんなところにも行ってきました。

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日本でいちばん高い建造物の
(高さがです。入場料もかなりのものですが。)
上からの写真と下の写真。

7年前にここに来たときは
時間切れアウトで
上に上がることはできなかったけれど
今回はちゃんと『天空の樹から見下ろして』きました。



それにしても、8日間も家を空けるなんて
トンデモ主婦!!


いえいえ、実はこの8月は
月初めにも1週間家を空けていますから
水都には月の半分しかいなかったわけで・・・。


こんなふうに家を空けても
文句ひとつ言わずにいてくれるダンナさまと
そのダンナさまの面倒をみてくれるムスメに
感謝なのです。




今年も残すところあとわずか。
ほぼ1年前の今年の新年の豆腐
『聖地訪問、今年こそ!!』
FN線に乗り、パインサイダーで祝杯。

は、ちゃんと有言実行いたしました。


え?
パインサイダーで乾杯してないじゃないかって?


いえいえ、そんなことはありません。

聖地を訪問し、FN線に乗り、
このあとに訪れたヤスカルの巣で
ロングシティーで買ったパインサイダーで
ちゃんとヤスカルと乾杯しましたよ。

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カンペキですっ!!

もっともヤスカルはどうして乾杯させられるのか
訳わからなかったでしょうけどね。



まもなく新年の訪れとともに掲げることになる
新年の豆腐2020。
次の豆腐は何にしようかな・・・
そんなことを考えながらヤマガタ・スケッチ

終了ですっ!!
                         (おしまい)






ふぅ~~~、間に合った!!
年越しちゃったらどうしようと思ってたの。
 
みなさま、よいお年をお迎えください。

 
(9)からどうぞ。

【ロングシティーにて】

この日ゆずはロングシティーで一泊です。
そして翌日は行き当たりばったりで
T畠、Y沢あたりを散策し
ヤスカルの住むY浜に向かいます。


この何の予定もないヤマガタの休日。
ほんとうは海辺の街・T岡に行ってみたかったのです。
T岡のKM水族館のクラネタリウムを見に。

でも経路を調べて笑っちゃいました。
直線距離にして80㎞ほど、
車での移動なら120㎞ほどのT岡なのに
電車を使うと7時間近くかかります。


無~~~理~~~~~っ!!


T岡はアッサリあきらめて
次に考えたのがY沢の田んぼアート。
T畠のワイナリーに寄ってからY沢に行き
田んぼアートを見てこようかと。


う~~~ん。。。
こちらもやっぱり無理でした。

車がないと何もできないのね、ヤマガタ。
電車もバスも、当たり前のように
2時間おき、3時間おきだし、
そこに住む人々はそんなダイヤをフツウに受け入れています。
水都も車社会だけれど、ヤマガタには完敗です。


さて。
消去法だけど、これで翌日の行先は決定!
まずはT畠のワイナリーに行って
そのあとはY沢の上杉神社に行くことにしましょう。

どちらも行ったことのある場所だけど
天気もよさそうだし、いい休日になりそうです。




翌朝。

FN線のロングシティー駅発は午前8時30分。
この列車を逃すと次の列車は10時45分発。
何があっても乗り遅れるわけにはいきません。

目覚ましのアラームは6時にセット。
まずはシャワーを浴びて身支度を整えます。
そして朝食。

ホテルで提供される無料の朝食は
パンとサラダ、ミニオムレツ。
コーヒー、紅茶、カップスープ、インスタント味噌汁は
好みのものを自分で用意します。


そうそう。
前回ここに泊まったとき
味噌汁を作ろうと思って注いだのが
お湯ではなくてコーヒーで
真っ黒な色で不思議な味の味噌汁
できあがったんですよね。


でも大丈夫。
今回は間違えませんでした。
ちゃんと味噌汁色、味噌汁味の味噌汁が
できあがりました。


たぶん過去のゆずと同じミスをした人が
多かったのでしょうね。
お湯の入ったポットのところには
こんな張り紙がされていましたから。

 IMG_3479.jpg




食事を終えたら荷物をまとめてチェックアウト。
徒歩1分のロングシティー駅に向かいます。


駅舎の前にはレトロな赤い丸ポスト・・・


のはずが、無くなっていました。
ポストだけではありません。
駅舎そのものがキレイサッパリと。

以前のロングシティー駅とその朝のロングシティー駅。

 長井駅 IMG_3480.jpg


駅舎を新しく建て替えるのだそうです。
たぶんモダンな建物になるのでしょうね。
あの丸ポストもなくなってしまいます。

でもできればあの赤い丸ポストは
残してほしかったなぁ。。。



駅舎のないロングシティー駅。
切符はすぐ横にあるプレハブの建物で買えるそうなので
言われたとおりに行ってみると
入り口の扉にはカギ。

そしてこんな案内板が・・・

 IMG_3481.jpg IMG_3482.jpg


だ~ か~ ら~~~~


電車が動いてる時間なのに営業時間外って・・・
窓口だけじゃなく、自販機まで販売終了って・・・


ざけんなよっ!! でございます。



でもこれが許されるって
ある意味スゴイ町なのかもしれないね、ロングシティー。
                              (つづく)
 
(8)からどうぞ。

【別れ】

『聖地巡礼』を終えたらU和館に戻り
この日の『さもひで』に記念撮影。

  夏合宿星の


実際にはここに写っているよりたくさんの人が
参加していた夏合宿ですが、
前夜の宴会まででお帰りになった地元民の方々や
深夜に消えたオッサン2名、
聖地巡礼を終え、記念撮影の前に旅立った若者もいて
写真に足跡を残したのはこれだけになりました。



楽しい時間はあっという間に過ぎていきます。

 「またやろうね、合宿!」
 「来月でもいいよ。」
 「いや、それは無理!」
 「でもまた会おうね。」
 「またおいでよ。」
 「来るよ、必ず。」
 「またね!」
 「きっと、また!!」



そして解散。



解散といっても、この山の中で放り出されたときには
遭難間違いありませんから
地元民の方に最寄りの駅まで送っていただきます。


ゆずはS鷹町のとなりロングシティーへ。
この町にある道の駅で買い物をし、
そのあとはたぶんこの町唯一のファミレスに
ロプロスさんを呼び出します。

するとロプロスさんが来ることを知った地元民の女性たちも
急遽参加することに。
食事とおしゃべりを楽しみます。


そして夜も更け
その日のうちにS玉に戻らなくてはいけない花ちゃんの
新幹線の時間にあわせてファミレスを出ることに。


会計をしようとしたら、なんと!!
先に帰ったロプロスさんがすでに支払い済み。

ヤラレタっ!!
でも、ごちそうさまでした~~~m(_ _)m




ファミレスの駐車場でまた会おうねと約束し、
花ちゃんはA湯駅へ。
ゆずはロングシティー駅前のビジネスホテルに
送ってもらいます。


それにしても、過去の北の地訪問の際には
いつも悩まされた雨。
あるときは通り雨、
またあるときは台風並みの暴風雨。

でも今回は出発前日の都内で降られただけで
北に来てからは見事に晴れ。
そろそろ雨オンナの汚名、返上していいかしら?


が・・・



ファミレスの駐車場にて。


ゆずたちが店から出て
晴れオンナのハナちゃんと別れたとたんに
見計らったかのようにポツポツと雨。

時間がたつにつれて
言いかえると、ハナちゃんが離れていくにつれて
雨脚はだんだんと強くなります。


すると、あっちからもこっちからも
ラインが送られてきます。

「K座(ゆずのもう一つのハンドルネーム)さんの雨女っぷり、
まるでコントかと思うぐらいの
タイミングですね(笑)」


「花ちゃんと別れて、
2日間、お天気良くてよかったですね~
と言おうと思っていたら雨パラパラ。
あれ!?というタイミングでした(笑)」


「雨のタイミングの良さに
やっぱりこうでなくちゃ!と
うれしくなっちゃいました。」




このグループラインには
思わずこんな返信をしてしまいました。

  やはり・・・



は~~ぁ。。。
どうやら雨女返上はまだまだ先になりそうです。
                         (つづく)
 
(7)からどうぞ。

【聖地巡礼】

朝カレーの朝食と後片付けがすむと
念願のお風呂。
地元の温泉施設に出かけます。


温泉施設はS鷹町の山の中腹にあります。
大浴場の窓の外には青い空と木々の緑。(ザマアミロ、いい天気だ!)
眼下にはS鷹町の街並み・・
正しくは点在する民家と広がる水田が見渡せます。


手足を伸ばして湯船につかり、


ん~~~、シ・ア・ワ・セ 💛


これで入湯料300円は信じられない安さです。



汗を流してスッキリ・サッパリ。
U和館に戻ると時間はもうお昼。
そろそろ昼ごはんの準備をする時間です。


合宿2日目の昼ごはんは、芋煮雑煮。
前日の芋煮の残りに前日のお餅の残りを入れただけの
超簡単メニューです。

でもこれで残った食材を消費できるし
量も手頃。
温め直しの残り物芋煮は
想像以上においしい一品になりました。
 ※決して納豆餅の残りをお雑煮にしたのではありません。 白餅です。
  でも納豆大好きな北の地の人たちなら納豆餅をお雑煮にしちゃうのもアリかもです。



昼食を済ませ、後片付けを終え、
荷物をまとめたら
『聖地巡礼』に出発です。


もともとそんな予定はなかったのですが、
作者さま自らガイドとなり
ブログ読者なら誰もが知っている作品中のスポットへ。


・ピアノの怪談の、あ~ユカイな小学校
・ザリガニ池
・若き日の作者さまが便所掃除したART駅
・写真屋さん
・密猟者を摘発した唐沢橋バス停跡
・純喫茶ぽぷら
・靴の墓場の橋
・龍ヶ崎神社裏
・本家の舞台・県立酉高校(ART高校)
・旧駐在所跡
・マリア観音があるはずだった神社




そう。
すべての始まりは『靴の墓場』だったんだよなぁ。。。

あれからもう17年か。

ブログの舞台となった北の地を何度も訪れ
毒者仲間と飲み、騒ぐ。
ムスメやヤスカルより若い読者たちとトモダチになり
ブログとは離れたところで一緒に遊んじゃう。
作者さまのブログを読むだけではなく
自分でもブログを書きはじめる。

こうして考えてみると、40代からのゆずの人生、
かなり作者さまの影響を受けていたようです。



この日訪れた『聖地』は
地元民の方々にとっては何てことのない場所。
ゆずたち古株の毒者にとっても
イマサラどうでもいい場所です。
でも若い毒者さんたちにとっては
きっと思い出に残る『聖地巡礼』になったことでしょうね。



そうそう、余談ですが、
この日のコースの県立酉高校の正門前には
怪鳥ロプロスさんのご自宅があります。
(・・・って、なぜかロプロスさんのご自宅の場所さえ知っているゆずです。)
不審者集団の気配を察知したのか
集団が近付くと、次男小太郎くんは
思いっきり警戒モード。
ハゲしく吠えてました。

このことを後にロプロスさんに伝えたら


 : 「あぁ、かなり吠えてたよな。
     あのときの不審者はホントに不審な奴らだったんだな。」


だそうで・・・。


ま、確かに不審なんだけどね。
なぁんてことない駅や橋や学校に
ミョーに感動している集団なんだから。
                                   (つづく)

(6)からどうぞ。

【負けず嫌い】

予定では翌朝の起床時間は6時。
それから朝食の準備に取り掛かり・・・


あはは、無理!!


2時過ぎまで騒いでいたのですから
起きられるわけがありません。

ゆずも5時半ころに一度目を覚ましたのですが
だれ一人活動している気配はないので
二度寝!

7時を過ぎて物音が聞こえたので
調理室に行くと
そこには作者さまの姿。

朝起きて、介護の必要な御両親の朝食を作り、
食べさせてからやってきたそうで、
作者さま曰く、


 : 「主婦がこれだけいるんだし、
     一応6時起床って言っておいたんだから
     そろそろ朝メシできてるかと思って来たのに
     みんなまだ寝てるんかい!」


まあ、まあ、まあ。
とりあえず朝ごはん作りましょうよ。


朝はカレーだよね。
材料は・・・と。

タマネギ、ニンジン、ジャガイモ、肉。
ピーマンがあったのでピーマンも入れちゃいましょう。
ゴハンは何合炊いたらいいのかな。


そんな話をしていると
みんな続々と調理室に集まってきました。

女手は十分です。
大半が主婦なので
女性だけで調理したほうが早いかもしれません。
でもここは合宿所。
不慣れな野郎どもの料理もまた一興です。



作者さま以外のオジサマがたは
ゴハンができるのを待っているだけだし、
数名は二日酔いで撃沈中ですが
院生くんとランチパックくん(たぶん)が調理室をのぞいたので
これ幸いにと労働力として確保!


ニンジン切って!
ジャガイモの皮むいて!
タマネギも切って!


情け容赦ない主婦の指示を
着実にこなしていく院生くん。

驚いたのは、
ピーラーそこにあるよと指さしたら


 : 「要りません、包丁で皮むきますから。」


おおっ!!
さすがは自炊男子です。



ランチパックくん(たぶん)は、


 : 「えーーーっ!!
     ピーマン入れるんですかっ!!」


どうやら大のピーマン嫌いのようです。
でもせっかくの梅ちゃん作のピーマンが残ってるし、
かといって一品作るほどの量でもないし。
やっぱりカレーに入れちゃうのがイチバンだよね。


なので・・・


 : 「大丈夫だよ。
     カレーのピーマンなんて
     味も匂いもわからないから。」


といったのですが、


 : 「わかりますっ!!」


全身からピーマンNGオーラが出ています。
なので交渉(?)の結果、
大きな鍋のカレーにピーマンを2個だけ
小さく切って入れることにしました。
(ぜ~~ったいにピーマン食べさせてやる!!とヒソカに思ったことはナイショです。)


う~~~ん、これって・・・
野菜嫌いの小学生になんとかピーマンを食べさせようとする
母親の図だな。




材料の準備は若者たちにまかせ
ゆずは大きな鍋にカレー用のお湯を沸かします。
十数人分のカレーだから
水はこれくらいかな。

そこは長年の主婦感覚。
材料と煮込み時間を考えての目分量です。


が・・・


これに作者さまからダメ出しがされました。


 : 「多すぎるだろ、それ!」

 : 「いやいや、これくらい要りますよ。」

 : 「シャバシャバになるって。」

 : 「煮込んで蒸発する分も見込んでますから。」

 : 「でも絶対に多いって。
     ちゃんと水の分量計ったのかよ。」

 : 「主婦は計りません。
     そこは目分量。 経験です。」

 : 「いやいや、絶対に多いから。
     水、減らすぞ。」

 : 「はいはい、どうぞ。
     おまかせしますよ。」


アッサリと引き下がるゆずと
自信満々の作者さま。
作者さまはキャンプでの経験から
水が多すぎると言っているようですが、
材料を煮込んでいるうちに


 : 「ちょっと水足すか。」



煮込み続けると、


 : 「もう少し足してもいいな。」


結局減らした分の水を追加したような・・・。


ふっふっふ。 


勝った!!


小さくガッツポーズのゆずでした。v(^-^)




カレーはとても美味しくできあがりました。
ま、そもそもカレーって
よほどのことがない限り
失敗しない料理なんですけどね。


みんなで朝カレーをいただきながら
作者さま、得意気に語ります。


 : 「旨いだろ!
     でも、ゆずりはにカレー作らせたら
     水を大量に入れるんだよな。
     そんなに水入れたら旨くないっての。
     まったく何年主婦やってるんだか。」

 : 「あれ?
     水が多すぎるっていって減らしてたけど
     あとで結局減らしたのと同じだけの水
     足してませんでしたっけ?」

 : 「いや、あの最初の水は多かった。
     多すぎたって。」

 : 「ふ~~ん。
     減らした後で2回も足してたのに?
     いいかげん主婦の感覚信じなさいよ。
     結局は最初と同じ量の水で
     おいしいカレーができたわけでしょ。」

 : 「あれはな、いったん減らして作ったから
     こうして旨いカレーができたんだよ。」


んん??
聞いたことないぞ、そんな裏技的作り方。



なんていうか、作者さまのこの負けず嫌いっぷり・・・


 お子ちゃまかいっ!!
                                   (つづく)

(5)からどうぞ。

【大宴会】

前にも書いたように、そもそもこの夏合宿、
もとはといえば花ちゃんと2人で
こっそり遊びに行くだけのつもりだったのです。

ところがいつの間にやら
公開オフ会『夏合宿』となり、
そこに作者さまの同窓会も同時開催となり
何が何だかわからない状態に。


地元の議員さんもご夫婦で参加。
自称『作者さまのギター一番弟子』を名乗る人も参加。
もと某放送局のアナウンサーで
今は参議院議員となった『先生』もお越しくださって、
それはもう賑やかなこと。


ヨッパライたちは議員先生にむかって
「ハ〇ちゃーん!」と
ちゃん付け呼びですからね。
でもそれがこのメンバーのいいところ。
ハチャメチャだけど人のいい飲んだくれ集団です。


ただね。


いいのですよ、ゆずたち古参組は。
大半の方がすでに顔見知りですから。

ゆずなんて、なぜかハ〇ちゃんのサイン色紙持ってますもの。

  IMG_4277.jpg


でも新しい毒者さんは戸惑ったでしょうね。
駅で拉致されてきた初参加の院生くん、
FN線運転士くん、
通称ランチパックくん、
今回が2度目の参加のチョーソカベくん、
そして秋田美人の天竺ネズミちゃん。

この集団の平均年齢をシッカリ下げてくれた彼らは
みんなそれなりに楽しんでくれたのかなぁ。



この日、一途なチョーソカベくんは熱弁していました。
同じカノジョさんに振られ続け、
それでも懲りずに想い続けている話を。

過去にもチョーソカベくんの振られ話を聞いている
作者さまに言わせると
今回の話の内容は前回聞いたのとまったく同じ。
『4回目』が『5回目』になっただけで
カンペキにデジャブだそうです。

ついでながら、1回目も2回目も3回目も4回目も
相手はみ~んな同じカノジョさんなんだとか。
このぶんだと、もしも来年また夏合宿があったら、
そのときは6回目の失恋体験談が聞けそうな気配です。


秋田美人の天竺ネズミちゃんは
色白で小柄。
守ってあげなきゃいけない感じの華奢な女の子。
なのでオバサンたちはあえてお酒を勧めることもせずに
見守っていたのですが、
彼女が「これ、飲んでもいいですか?」と
指さしたのは日本酒の瓶。
モチロン!とこたえると、
手酌でお酒を注いで口に運んだ彼女、
「甘くて飲みやすいですね。」

さすがは酒どころ秋田の女子。
見くびっておりました。



宴は大盛り上がり。


飲む、喋る。
食べる、歌う。


そして夜9時、
花火大会の始まりです。


残念ながらドラゴン花火はありませんでしたが、
花火を両手に持ち、
いい年のオジサンとオバサンが
騒ぐ、騒ぐ。


この時間にそんなに騒いだら近所迷惑・・・

と言おうとして気付きました。


近所に民家ないし・・・。


騒音で苦情が来るとしたら、
サル、クマ、イノシシくらいかもです。


いや、マジでふつうに生息していて、
ときどき里に現れるんだそうですよ。
サルもクマもイノシシも。



そうそう。
この花火大会の最中に懐かしい方が来てくれました。
怪鳥ロプロスさん。

5年前にゆずを見事にダマしてくれた
あのロプロスさんが
『次男』の小太郎くんと共に登場!

小太郎くん、デカっ!!

5年前には小さかった小太郎くんが
こんなにも大きく成長されるとは。
感無量です。


ほんとに成長が早いのね・・・





ゴールデン・レトリバー!

  IMG_4276.png




花火大会が終わると
ふたたび飲み始めます。
ゆずたち女性陣は
午前2時が近くなったところで退散しましたが
男性陣はそのまま飲み続けていました。


何時まで飲んでいたのかは定かではありません。
ただ翌朝には約2名の姿が消え、
若干名が二日酔いで撃沈。


女性の姿が消えていたら大騒ぎ。
大慌てで探すのでしょうが、
この朝消えていたのはオッサン2名。


放置です。


どこに行ったのか、
街灯も公共交通機関もない町を
深夜にどうやって移動したのかは不明だけれど
まぁ大丈夫でしょう。
                                   (つづく)
 
(4)からどうぞ。

【変更あり!】

合宿所となったのは地元の施設『U和館』。
もともとは地元のコミュニティーセンターで
バーベキューをして
宿泊はU和館と聞いていたのですが、
コミュニティーセンターに行っても誰もいません。


あれ??


ま、いいや。
とりあえずU和館に行ってみることにしましょう。
(フツウならうろたえるところかもしれませんが、こんなの慣れっこです。)

コミュニティーセンターから車で数分のU和館に行くと
いました、いました。
なつかしい人たちが。

5年ぶりの人、9年ぶりの人、
そして初めましての人も。


しっかしねぇ、、、
場所が変更になったのなら、連絡くらいしろよ!!
と言いたいところですが、
ま、いいか。
ここ、そんなユル~~い集まりだし。


というわけで、クレームは封印し、
挨拶もそこそこに活動開始!

まずは腹ごしらえです。
この日の昼食は作者さま手作りのお蕎麦。

  IMG_3461.jpg

地元の有名店のお蕎麦を茹でてくださったのだそうで
たいへんおいしくいただきました。



腹ごしらえが完了すると次は買い出し。
夕食の準備のスタートです。
この日の夕食はバーベキュー!!


・・・のハズだったんですよね。

実際、U和館の玄関には
バーベキュー用の鉄板もちゃんと用意されていました。


でも炭の準備と後片付けが大変だからという理由で
急遽、変更。

お惣菜のオードブルと地元の主婦が作る本場の芋煮、
梅ちゃん作のおいしいお漬物と野菜たち、
そしてつきたてのお餅で作る納豆餅になりました。


まったく、この臨機応変さといったら・・・。
みんな長年作者サマに付き合っているだけのことはあります。


ただ・・・

問題は納豆餅。


この日地元民Q氏が、
数十年前に作者さまから買わされたという
餅つき機を持参。
モチ米はもうセットしてあるから
炊けたら納豆餅にしてくれと言うのですよ。

そんなこと言われても
餅つき機なんて使ったことないし。
使い方、知らないし。
取説もないし。
そもそも納豆餅って何だ??

初めてヤマガタの地に足を踏み入れた十数年前、
たしかに納豆餅をいただいたキオクはあるけれど
それがゆずの知り得る唯一の情報。


ま、いいや。
何とかなるでしょう。


実際、何とかなりました。
とりあえず納豆餅は完成。
Q氏からNGは出されなかったので
これでOKということでしょう。


でも、できあがるまでの工程はナイショです。
途中、U和館の調理室では
「大丈夫。黙っときゃわからない!」と
「大丈夫。食べても死にゃあしない!」が
何度くりかえされたことか・・・。(汗)




大きな変更は場所と夕食メニューだけでは
ありませんでした。

そもそもこのU和館、
宿泊のできる施設ではなかったのです。
なので急遽作者さまがレンタルで寝具を準備。

寝具は何とかなりましたが
宿泊施設ではないので
あると信じて疑わなかったお風呂がありません。


まぁいいや、銭湯に行けば。
誰もがそう思いました。

でもこの地の銭湯、午後9時には閉まります。
それも車で走って15分はかかる距離。
ちょっと抜け出して汗流してくる・・・
なぁんてことは不可能です。

広間では大宴会。
「あの~~ぉ、お風呂に・・・。」
なぁんていうコトバで水を差すわけにはいきません。
う~~~ん、どうやら今日のお風呂は
あきらめたほうがよさそうです。


この日は北の地といえどもまだまだ猛暑の8月。
宴会場となった和室には総勢30人近い人。
ブログの読者と作者さまの同級生が
入り乱れて飲んだくれています。

暑いのでエアコンのスイッチを入れたのですが
このエアコン、効きが悪い。。。
なかなか冷えてくれません。
窓開けたほうが涼しいよね、ということで
窓全開で風を通しての大宴会。


あとでわかったのですが、
エアコンだと思っていたスイッチは
換気扇のスイッチ。
エアコンは設置されていませんでした。


さすがは北の地!
今夏日本一高い気温を記録したI川町から
車で1時間ほどのゆずの住む町、水都。
水都の集会場でエアコンがなかったら・・・


命にかかわりますっ!!


そんなわけで、
風呂なし、エアコンなしのダブルパンチ。
幸いにも女性たちの部屋にはエアコンが設置されていたのですが
皆、汗臭いカラダで一夜を過ごしたのでした。(泣)
                                   (つづく)
 
(3)からどうぞ。

【あ~、ユカイ!】

無事にA湯駅でヤマガタの地に降り立ったゆず。
ここで花ちゃん、23ちゃんと再会です。
ここからは3人で移動。
超ローカル線・山形鉄道フラワー長井線(FN線)に
乗り換えです。


ホームの階段を上がると
右・『JR A湯駅』・左・『山形鉄道 乗り換え口』の案内表示。
当然左の山形鉄道方面に進みます。

そして階段を降りると

  IMG_3458.jpg

ご使用済みのきっぷは
この箱にお入れください

と書かれたJRの切符回収箱。
改札もなければ駅員さんもいません。


この扉の先に進むと

  IMG_3459.jpg


『フラワー長井線 列車の乗り方』と書かれた
立て看板。
こちらもやはり駅員さんはいません。


この状況・・・
FN線は言うまでもなく、
車掌さんが座席指定状況を端末で確認できるようになって
車内検札がなくなった最近ならいざ知らず、
少し前までだったら、悪意のある人なら
新幹線でも簡単にキセルができちゃったことでしょうね。
きっとヤマガタの人はみんな善人なのね。



ホームにはFN線の列車が停まっています。
一両編成。
あざやかな赤に山吹色の花の絵柄。
当地の名産、紅花のデザインです。

  IMG_3457.jpg


この列車で目的地の駅までは1時間。
『単線で駅は無人駅、車より遅いのはデフォ』な路線ですからね、
とにかくスローなこと。
いつもの時間に追われる感覚のままで乗車すると
イラッとしそうな速度。

『聖地』巡礼には、まずココロの持ち方を
リセットすることが必要なようです。


FN線の車窓から見える景色はこんな感じ。

  IMG_3485.jpg

  IMG_3456.jpg



こんな列車に1人で乗っていると
退屈極まりないところですが、
この日は花ちゃん、23ちゃんと一緒。
おしゃべりしていたら、あっという間の1時間でした。



目的地の駅に着きます。
当然のことながら無人駅。
駅舎から外に出ると、そこには懐かしい風景。


これが今回撮った写真。

  IMG_3460.jpg


そしてこれが前回ここを訪れた時(9年前)に撮った写真。

  ゲリラライブ会場


何も変わってないよ、あ~ユカイ(鮎貝)!




長旅を終え、駅に降り立ったものの
そこから先の公共交通機関のないこの地。
頼りになるのは地元民の車だけです。
この日も地元民の方々が
駅まで迎えに来てくださいました。

アメちゃん、姫さま、梅ちゃん、かっぺちゃん。


なつかし~~~!!


このメンバーがそろうと
話題は必然的に9年前の話になります。


「ここ、ここ!
 この自転車置き場でゲリラライブしたよね。」

「ビール箱ひっくり返して、
 その上で作者サマが歌ったんだよね。」

「あの時も今日も、自転車ぜんぜん停まってないよね。
 ここから見える景色も変わってないよね。」

「あ! あの看板。
 あの店で打ち上げ会したんだよね。」

「ここでみんなで叫んだよね、
 エ〇本、ありがとーーー!!って。」


懐かしい記憶が次々と甦り、
オバサングループは大盛り上がり。
ハイテンションで喋りつづけます。


ひとしきり喋ったところで、ふと目にとまったのは、
さっきからずっと駅舎のそばにいる
1人の青年。
どう考えても地元民ではなさそうです。


「ねぇ、あの人ってもしかすると
 今回の合宿の参加者じゃない??」

「地元民には見えないから、たぶんそうだよね。
 そうでなきゃ、こんなところに
 ずっと立ってるわけがないし。」


声をかけてみたら、当たり!!

作者さまに連絡をして迎えを待っていたそうですが
ついでなので、彼を拉致。
いっしょに合宿所に向かうことにしました。


不安だっただろうな。
超ド田舎の駅に降り立ってはみたけれど
迎えの人は誰もいず、
なぜかテンションの高い
オバサングループに拉致されて
車に乗せられ運ばれる。


ゴメンネ。
ここ、こういう集団なの。

計画や予定は、あってないようなもの。
行き当たりばったりの成り行きまかせ。
最初は戸惑うだろうけど
でもきっと楽しいよ!
                                   (つづく)
 
(2)からどうぞ。

【北へ北へ】

翌日午前7時30分。
ホテルをチェックアウトして東京駅に向かいます。

といっても駅までは徒歩3分ほど。
道路を渡るだけなのですから。

新幹線のチケットは買ってあるし、余裕だね。
とりあえず何か飲み物でも買ってから
ホームに上がることにしましょう。


というわけで
改札横のカフェスタンドでカフェオレを注文。
商品の受取口に並びます。


が・・・


ここからが長かった。。。
商品を手にしたときには発車まで5分もありません。
急いでホームに駆け上がり指定の車両へ。
座席につくとすぐにつばさは動き始めました。


セーーーフ!!



東京駅を出ると20分ほどでO宮駅に到着です。
花ちゃんと23ちゃんはここからの乗車。
車両はバラバラなので実際に顔を合わせるのは
新幹線を降りてからですが
O宮を出てすぐに23ちゃんからこんな画像が送られてきました。

  23ちゃんの朝ゴハン

朝からアルコールかいっ!!
さすがは酒豪23ちゃんです。



つばさは北へと走ります。
窓の外を都市の景色が流れていきます。

そしてO宮を出て1時間。
F島でS台に向かうやまびこと切り離され
ここからは単独走行。
新幹線の皮をかぶった在来線となります。


しっかしねぇ、、、
何回乗っても納得できないわ。
これが新幹線だってことには。


だって・・・


新幹線なのに地面を走り
新幹線なのに踏切があり
新幹線なのに民家の窓から見下ろされ
新幹線なのに時速130キロまでしか出せなくて
新幹線なのに時として車に追い抜かれ
新幹線なのに単線で
単線であるが故に当たり前のように
上り列車が遅れると下りも遅れるわけで・・・。


  IMG_3490.jpg

この写真だけなら立派に新幹線なのに
車窓から見える景色がこれですからね。

  IMG_3454.jpg

やっぱり新幹線と呼ぶのは間違ってる気がする。。。



F島を出たつばさは山の中を走ります。
車窓から見える色は木々の緑と空の青。(どうだ、青空だっ!!)
猛暑真っ盛りの8月下旬だけど
このあたりは多少は涼しいのでしょうか。
もうススキの穂が出始めています。

  IMG_3451.jpg


山を抜けると今度は一面の水田が続きます。
民家も増えてきて生活感を感じる景色に。


そうそう。
ゆずが北に来たなぁと感じる景色の一つが墓地。

水都あたりでは白御影の墓石が多いのですが
北の地では黒御影が多いようで、墓地が黒い!
この黒い墓石の多い墓地を見ると
あぁ、北に来たなぁと思ってしまうゆずなのです。


つばさは走り続けます。
車窓から見える踏切に
そして黒い墓石の並ぶ墓地に『北』を感じていたゆず。
油断していました。

ヤマガタの南の玄関口Y沢を出るとT畠、A湯。
2つ目の駅で下車するわけですが
ここ、新幹線で2駅といっても
所要時間はわずか15分。
T畠‐A湯間などわずか5分です。

新幹線の一駅は、各駅停車のこだまでも
15分~20分が身についているゆず。
車内アナウンスで『A湯』という言葉を聞き
アセった、アセった。
大急ぎで荷物をまとめ出口へ。
辛うじて、ほんとうに辛うじて、
乗り過ごすことなく無事に下車できたのでした。
                                   (つづく)

(1)からどうぞ。

【その前の日】

ヤマガタは遠いです。
水都からは片道800キロ以上。
始発で水都を出ても、夏合宿の集合時間には
間に合いません。

決して集合時間厳守の夏合宿ではないのですが
これをいいことにゆずは前日に水都を出て
東京八重洲のホテルに前泊し、その夜は夜遊び。
合宿当日の朝早い新幹線に乗ることにしました。


午前8時の~~♪
あずさ2号で~~~♪
(↑歌っちゃった人、年齢がバレますよ)

ならぬ、午前8時のつばさ175号。
この新幹線の車中でS玉在住の花ちゃんと
そして既知の仲である23ちゃん、
この2人と合流です。



この朝、水都は雨。(笑うなっ!!)
もともとは夕方の新幹線の指定を取っていたんだけど
雨の中をバスで移動するのは・・・
正しくは雨の中をバス停まで歩くのは億劫。
なのでちょうどその日が休みだったムスメに
駅まで送ってと頼むと、
昼までに家に戻れる時間でよければ
送ってやると。

早すぎるけど仕方ありません。
ありがたく送ってもらうことにして、
予定よりかなり早い新幹線に乗ったのでした。



東京駅に着いたのは午後1時半。
とりあえずホテルに荷物を預けたものの
さて、どうしましょう。

いつもなら美術館に出かけるところですが
今回は近場には特に惹かれる企画展はありません。
なので神田明神に出かけることにしました。
時代劇『銭形平次』で岡っ引きの平次親分が
この神田明神下の長屋に住んでいるという設定になっていた
江戸の町の鎮守社です。


  IMG_3445.jpg

縁結びの大国主(おおくにぬし)さまと
商売繁盛の少彦名(すくなひこな)さま。
というより、大黒さまと恵比寿さまといったほうが
馴染みがありますね。
そして勝負運の神さまとされる平将門公。
この3柱を祀る神田明神。

半年ぶりに本殿にお参りし
駅へと歩きはじめると
パラパラと雨が・・・。(笑うなっ!!)


実はこの時、携帯用の傘をホテルに預けた荷物の中に
入れたままにしていたゆず。
このまま歩くと、駅に着くころには
濡れネズミになりそうだったので、
昼食がまだだったゆずは
雨やどりと昼ゴハンをかねて
近くのカフェに入ったのでした。


入ったお店はここ、明神カフェ。

  明神カフェ


このお店、外から見るとまったく普通のカフェ。
ところが中に入った瞬間、固まりました。



だって・・・



  IMG_3446.jpg


メイドさんがいるお店ではありませんが
どう考えてもお茶を楽しむカフェではなさそうです。


でもここに入った目的の半分以上は雨やどり。
雨が止むまでシッカリと長居させていただきました。
だって一人じゃなかったし。
どう見てもゆずと同じく
知らずにここに入ってしまったと思われる
雨やどり組のオバサマたちが数組。
みんなで長居したら平気よ~~~(^-^)v



この日の夜は毒舌MOBO氏と飲みの約束をしています。
「東京駅あたりでヒマしてるから出てこいっ!!」
というゆずのヒトコトで
職場から自宅とは反対方向に
小一時間の移動を強要されたMOBO氏。

つきあってくれて感謝! と言おうと思っていたのに
この時間、まだ仕事中のはずのMOBO氏から
ご丁寧にもこんなラインが。

  土砂降り


うるさいっ!!
わざわざ仕事中に送ってくるなっ!!ですわ。
                                   (つづく)
 
【長~~い前書き】

つばさに乗りました。
つばさに乗って北へ、北へ。

いえいえ、決してニルスになった妄想ではありません。

 ニルス



乗ったのは山形新幹線つばさ号。
新幹線なのに地面を走り
新幹線なのに踏切があり
新幹線なのに民家の窓から見下ろされる。

新幹線なのに単線で
新幹線なのに時速130キロしか出せなくて
新幹線なのに改札通らずにローカル線に乗り継げる。

新幹線なのに・・
新幹線なのに・・・。


そんなショーゲキの新幹線に
5年ぶりに乗ってきました。

向かった先は山形県西置賜郡S鷹町。

よもやこの超ド田舎の町を
何度も訪れることになろうとは・・・。

人の運命はほんとうにわからないものです。



『そうだ山形、行こう。』という
某企業のキャッチコピーもどきではないけれど、
数年ぶりにヤマガタに行こうと思い立ったのは
去年の冬のこと。
S玉在住の花ちゃんと
Y浜のカフェで話している時でした。

まだ寒い時期だし
この時期のヤマガタ行きは凍死覚悟の自殺行為。
なので雪が融けはじめる3月末に
行くことで話はまとまりました。


が・・・。


2月にはいってゆずのジイの状態が悪くなり
3月はヤマガタどころじゃない状況。

3月下旬にジイが彼岸へと旅立ち、葬儀を終え、
緊張の日々から少しだけ解放された4月。
半年ぶりに再会した花ちゃんに
3月のヤマガタ行きを反故にしてしまったことを謝罪し
あらためてヤマガタ行きを計画。

今度こそは何があってもつばさに乗るぞ!!と
決意を新たにしたのでした。


だって・・・。


新年の本家コメント欄に書いちゃったんですもの。

さて、2019年新年の豆腐は・・
『聖地訪問、今年こそ!!』でございます。
FN線に乗り、パインサイダーで祝杯。
がんばりますっ!!



聖地訪問 の四文字が重くのしかかります。
有言実行のゆずとしては、もう何が何でも
北に行かないわけにはいきません。


加えて当時の作者さま、
昨年のご自身の病気に加えて
ご両親の介護でお疲れのせいか
ミョーに弱気な発言が増えてたし・・・。

このヤマガタ行きは、そんな作者さまに
小さな非日常を楽しんでいただいて
少しでもココロとカラダのゲンキを取り戻してもらいたいと
計画したもの。
もともとは花ちゃんと2人だけで
コッソリ出かけるつもりだったのです。


ところが何がどうなったのか
コッソリ旅のはずが、いつの間にやら
公開オフ会『夏合宿』に変化。
オマケに作者さまの同窓会まで一緒にやっちゃおうという
滅茶苦茶な企画へと変貌。

ま、いいんですけどね。
過去何度かのヤマガタ行きで
すでに本家とは無関係の
作者さまの同窓生や友人知人の皆さま、
果ては地元の議員さんにそのご家族まで
顔見知りになっちゃってますから。



今回は時系列はあまり気にせず
楽しかった出来事、
ぼくちゅうワールドならではの出来事を
書き留めていきたいと思ってます。


ただ、心配事がひとつ。
これは時系列を気にしない旅のスケッチ(粗描)にする
理由でもあるのですが、
キオクに多大なる不安のある昨今。
昨日の夕飯メニューさえ覚えてないというのに
8月の出来事なんて・・・。

ふ、、不安だ。。。
                                   (つづく)
 
(19)からどうぞ

外科の手術は
『切って、取って、縫う』。
手術が終わればあとは回復に向けて一直線。
カラダは日々楽になります。
キズの痛みも、キズに触らなければ
ほとんど気になりません。


が・・・


手術から4日目の朝
突然にそれは起こりました。

朝起きると両脚とも足首から膝まで
赤く腫れています。
さわると熱を持っていて
とにかく痒い。
どうやら手術後ずっと履かされていた
弾性ソックスにかぶれたようです。


飲み薬とかゆみ止めの塗り薬を出してもらいましたが
まったく効果なし。
ま~~ぁ痒いのなんのって。

そういえば最初の入院(右ヒザ半月板の手術)のときも
装具にかぶれてツラかったんだっけ。

ん~~~、ゆずの入院には
モレなくついてくるのか、かぶれと痒み??


痒みはその後3日間続きました。
塗り薬だけではおさまらず、飲み薬も追加。
それでも一向に良くならず
結局はステロイド剤を出してもらって
やっと落ち着きました。

ステロイド、恐るべしっ!!



そして退院の日。
朝イチバンに主治医のW先生が
抜糸(もしかすると抜鈎だったかも)にきてくれました。


抜糸、痛いかなぁ。。。
痛いのイヤだなぁ。。。


と恐々でしたが、痛みは全くナシ。
これで晴れて自由の身です。

バンザーイ!!



ただ、ひとつだけ気がかりなことが・・・。



食べて寝ていただけのこの8日間。
入院したときに着てきたパンツ、
ウエストのボタン留められるんだろうか。


もしキツくて留められなかったら・・・


う~~~ん、そのときは
『背中のキズに触れると痛むから』
ということにしておきましょう。




病衣を脱ぎ、私服に着替えます。
ウエストのボタンも無事に留められました。


きょうはダンナさまは仕事で来られないので
自力で退院の手続きをして
タクシーを呼びます。



国道を西へ西へ。
N川を越え、I川を越えたら水都です。




ある日突然背中に腫瘍があるといわれ、
悪性の可能性があるから
全身麻酔で摘出するといわれ、
術前検査で腫瘍マーカー値が高いといわれ、
『最悪』ばかりが思考を占領していたあの頃。

それでも関東への旅行を決行し
ヤマガタ行きの計画も変更さえせず
「バカじゃないのっ!!」と罵声を浴びせられたあの頃。


その後の検査に次ぐ検査で
腫瘍マーカー値が上昇した原因はわからないままだけど、
ガンの可能性は限りなくゼロに近付いてきました。
問題のあった腫瘍マーカー値も下がってきました。


そしてつい先日、
ゼロのお墨付きがもらえました。


これで晴れて無罪放免です。
これはもう思いっきりお祝いするしかないですね。
ふふっ。 これを読んでるア・ナ・タ!
祝ってくださいね。



あ。。。



ゆず家の新システムでは
お祝いの席の支払いは
祝われる人がすることになってたような気が・・・。(汗)
                                (おしまい)
 
(18)からどうぞ

翌日は友人がお見舞いに来てくれました。
背中の腫瘍を見つけてくれた
エステの彼女です。

彼女、病院にくる途中で本屋さんに寄り
ヒマを持て余しているであろうゆずのために
本を買ってきてくれました。


実際、かなりヒマを持て余していたゆずにとって
これはウレシイ話。


ただ・・・。


彼女が選んだ本は・・・


 戒めか?


本屋さんでタイトルと帯に書かれた言葉を見て


これだ!!


と思ったんだとか。


う~~~ん、アタシっていったい
どんな人間だと思われてるんだ???
酒に飲まれた経験など、
過去に2回だけしかないんだぞっ!!



あ、それから、 
この帯を見て、この本を読んでみたいと
思ったアナタ!

この本には教科書にでてくるような
著名な方々の酒にまつわる問題行動が
数多く書かれています。

最近その半生が映画化された太宰治もその一人。
一万円札の顔となっている福沢諭吉も
女性解放運動で活躍した思想家の平塚らいてうも
大学入試の難解な現代文で記憶に残る小林秀雄も
歴史の教科書には必ず出てくる源頼朝や
元号『令和』のもととなった和歌の作者・大伴旅人も。

『偉人』のイメージが崩れることを受けあいます。
どうか覚悟のうえでお読みください。
                           (つづく)
 



オマケの画像です。

 屋上庭園  談話室


ヒマを持て余したゆずが徘徊していた
病院5階の屋上庭園と談話スペース。
各階にこんな談話スペースが3ヶ所ずつあります。
ゆずはときどきここで読書三昧してました。

ゆずのいた5階は個室フロアなので
入院患者は最大でも14人。
下の階から庭園に上がってくる人はほとんどいないので
これだけの共用スペースが使い放題。
ゼイタクな造りです。
長居したいとは思わないけどね。
 
(17)からどうぞ

体を起こせるようになると
それまでは腰痛の陰で鳴りを潜めていたキズの痛みが
甦ってきます。
でも幸いなことに思ったほどの痛みではありません。
飲んでいる痛み止めの薬が効いているのでしょう。


この日の昼には約40時間ぶりの食事。
七分粥をいただきました。

食事の後には熱いタオルで体を拭いてもらい
スッキリ、サッパリ。

体を拭いてくれた看護師さんによると


 : 「すごくきれいな手術跡ですね。」


だそうです。
残念ながらゆずにはその傷跡を
見ることができませんでしたが
でもW先生にお願いしてよかったと
つくづく思ったゆずだったのでした。



痛みが楽になると
つい横着になるのがニンゲンのサガ。
昨日までの「痛い」「ツラい」は一気に
「ヒマ~~」「退屈~~~」になります。

そんなヒマをもてあまし始めたゆずのところに
ヤスカルがやってきました。
ハイジちゃんも一緒です。


 : 「たぶん退屈してるだろうなと思って
     コレ持ってきた。」


そう言ってヤスカルが取り出したのはUNO。
10日前にヤスカルの巣に行った際に
何十年ぶりかにやってみたウノでしたが
だんだん盛り上がってきたところで
予約した新幹線の時間が迫ってきて中断。
どうやらそのときの決着をつけようということのようです。


で、こういうことになりました。


 UNO真っ只中


『手術翌日に点滴につながれたままUNOに興ずる』
の図です。

手持ちのカードを出すたびに、
また、出せるカードがなくて『山』に手を伸ばすたびに、
「痛っ!」と声を上げながらのウノ。


バカですねぇ~~~。



ついでに言うと、
ウノは3人で遊ぶよりは
人数が多いほうが楽しめます。

ヤスカルが、


 : 「だれか来ないかなぁ。。。」


とつぶやくと、これが届いたのか
扉をノックする音。

ゆずの友人が仕事帰りに立ち寄ってくれたのですが
これこそ飛んで火にいるナントヤラ。
その場でウノ参加を強制されていました。


その後しばらくしてやってきたムスメも
強制的に引きずり込まれ、
総勢5人での大ウノ大会は、個室をいいことに
消灯時間まで延々6時間にわたって
繰り広げられたのでした。


 バカ5人の図



ほんっと、バカですねぇ~~~。

                           (つづく)
 
(16)からどうぞ


朝になりました。

カラダの(決して手術の傷のではない)痛みのために
ほとんど眠ることができなかったゆず。
朝の検温に来た看護師さんに対しても
つい無愛想になります。


 : 「ゆずりはさん、痛みはどうですか?」

 : 「痛いです。」
   (訴えても体を起こさせてくれないのなら聞くな!!)

 : 「夜は眠れましたか?」

 : 「いいえ。」
   (だから痛くて眠れなかったんだってば、腰がっ!!)

 : 「午後からは体を起こせるようになりますからね。
     もう少しがんばってくださいね。」
   (「がんばれない」って言っても聞いてくれないくせに。
    いいからもう放っておいて!!)


痛みを訴えたところで何も状況が変わらないなら
訴えるだけムダというもの。
ただひたすら時間が過ぎるのを待つだけです。


忍。。。



その後しばらくして
W先生が回診にきました。


 : 「ゆずりはさん、いかがですか?
     腫瘍はきれいに取れましたからね、
     安心していいですよ。

     キズもきれいについているようですね。
     化膿もないし、いい状態ですね。
     痛みはどうですか?」

 : 「ありがとうございました。
     痛みは・・ あります。
     でも手術の後の痛みより
     体を起こせないのが原因の腰痛のほうが
     キツイです。」

 : 「あぁ、辛いですよね。
     いいですよ。
     いま看護師さん呼びますからね。
     体起こせるように準備してもらいますね。」


へぇ~~~。
カラダ起こしていいんだ。
看護師さんじゃラチあかないけど
権力ヒエラルキー上位のドクターには
訴えてみるものなのね。___φ(。_。*)メモメモ


そしてこのあとすぐ、予定より3時間ほど早く
『寝たきり』から解放されました。

バンザ~~イ!!
                           (つづく)
 
(15)からどうぞ


手術を終え、ストレッチャーで病室に戻ったゆず。
看護師さんたちの手でベッドに移されます。

このときのゆずは
右腕に血圧計、左腕に点滴
左手の指にはバイタルチェッカー、
口には酸素マスク、
導尿カテーテルも入れられ
両脚には血栓予防のための加圧装置。
そして右手にはナースコールのボタンを持たされて
もうがんじがらめ。


このあと翌日の昼まではこの格好のまま。
ベッドから降りることはもちろん
上半身を起こすことも許されません。

これ、けっこうツラい時間でした。


キズの痛みは点滴に入れられている痛み止めの効果で
ほとんどありません。
痛かったのはもっぱら寝たきりの姿勢による
腰痛のほう。


でも麻酔の影響で頭がボー―っとして、
おまけに気管挿管されていたせいで喉がヒリヒリして
熱も少々。

こんな状態で喋るのさえ億劫だったゆずは


 : 「背中が痛い・・・。」


としか言いませんからね。
たぶんみんな手術した箇所が痛むんだろうと
思っていたでしょうが、
説明不足でスミマセン。
実はいちばんキツかったのは『腰痛』でした。



このときのゆずの様子を見ていた友人が
後で言ってました。


 : 「入院前は手術のこと、ずいぶん軽~く話してたけど、
     けっこうな大手術だったんだ。」


ゴメンナサイ。
それは大きな誤解です。
痛かったのは腰。

ホントにたいした手術じゃなかったのですよ。
その証拠は・・・ たぶん次話で。



この日摘出した腫瘍は
ダンナさまによるときれいなオレンジ色。
ヤスカルに言わせるとピンク色。

いったいどっちが正しいの??
私も見たかったなぁ。。。
写真撮るように頼んでおけばよかった。



腫瘍は病理検査のために検査機関に出されました。
結果がわかるまでには2週間くらい。
PETの結果が問題ナシだったから
それなりに安心はしているけれど
ちゃんと病理検査の結果で
悪性じゃないってハッキリするといいなぁ。。。



その夜遅く、痛み止めが切れてきたゆず。
キズの痛みに寝たきりによる背中の痛み、
ここになぜか腹痛まで加わって、ツラさMAXです。

身体を起こすことがNGなので
腕の力だけで少しでも背中を浮かせようとしますが
すぐに力尽きてしまいます。

とてもじゃないけど眠れる状態じゃありません。
時間がたつのが果てしなくゆっくりに感じて
ツラいのなんのって。
それなりに忍耐強い(と自分では思っている)ゆずですが
朝まで耐えられる気がしません。

あまりのキツさにどうしようもなくなって
ナースコールのボタンを押すと
その夜の担当の看護師さん(若いお兄さんでした)


 : 「どうしてこんなにガマンするんですか!
     痛かったらもっと早くナースコールしてくださいっ!!」


叱られちゃいました。(;^_^A
                           (つづく)